妊娠中に便秘薬を飲んでも大丈夫?

妊娠中の便秘で悩んでいる方はとても多いです。

 

妊娠すると腸の働きを悪くさせる黄体ホルモンの分泌が20倍に増えてしまい、お通じを促進させる腸の蠕動運動が妨害されているのです。

 

さらにつわりの影響で食欲がなくなったり、運動不足によって内臓の筋肉が弱くなってしまいます。

 

これらのことが合わさることで、悩んでしまうほどの便秘になってしまうのです。

 

 

妊娠中に便秘薬は飲んでいいのか

お腹が張るような頑固な便秘が続くと便秘薬に頼りたくなると思います。

 

しかし、妊娠中に便秘薬は飲んでもいいのでしょうか。

 

結論から言うと便秘薬を飲むのはやめておいたほうがいいでしょう。

 

特に市販の便秘薬のほとんどは刺激性便秘薬なので、絶対に飲まないようにしましょう。

 

刺激性便秘薬というのは腸を刺激してお通じを促しくれるものなのですが、このときに刺激されるのは腸だけではありません。

 

市販の便秘薬は、腸だけではなく子宮にも刺激を与えてしまい、子宮収縮を引き起こすことがあるのです。

 

子宮収縮を起こしてしまうと、酷い時で流産や早産を誘発することがあります。

 

なので市販の便秘薬を飲むのは必ずやめておきましょう。

 

ですが便秘にとても困ったら必ず医師に相談して処方してもらうようにしましょう。

 

安全なものを処方してもらえるので、心配せずに使用することが出来ます。

 

 

薬を使わない便秘改善方法

医師と相談して病院でもらった便秘薬だとしても不安という方も多くいます。

 

そんな妊婦さんの間で人気を集めているのが乳酸菌サプリメントです。

 

サプリメントというのは健康食品なので、ヨーグルトなどの食品を食べる感覚で安心安全に使用できます。

 

なぜ乳酸菌なのか

 

乳酸菌には腸の働きを活発にしてくれる効果があります。

 

腸の働きが活発になると蠕動運動というものが促進されて、お通じを促進させてくれます。

 

そんな乳酸菌はサプリメントなら飲むだけで簡単に摂取することができます。

 

もちろんヨーグルトや乳酸菌飲料でもかまいません。

 

ヨーグルト、サプリメントのメリットとデメリット

ただし乳酸菌は胃酸に弱く、腸に届く前に死んでしまう場合があります。
ヨーグルトでは生きたまま腸に届きにくいということがあります。

 

サプリメントなら腸でしっかり働くように乳酸菌をカプセルで保護したり、胃酸に強い乳酸菌を選んで作られているので、きちんと生きたまま腸に届きます。

 

また妊娠中はツワリによる吐き気や頭痛などで非常に体調がすぐれない時が多く、毎日ヨーグルトを食べ続けるとなると結構大変だと思います。

 

ほかに、意外とカロリーもあるのが気になるところです。
妊娠中は体が太りやすい状態となっているので、なおさら気をつけたいところです。

 

サプリメントだと飲むだけいいので食欲が無くても飲めると思います。
カロリーも気にする必要はまずありません。

 

さらに持ち運びも簡単にできるので、場所を選ばず非常に便利です。

 

サプリメントはヨーグルトや飲料よりも手軽で簡単に乳酸菌を摂取することができて、健康食品とされるので副作用の心配や不安もなく、安心して便秘を改善することができます。

 

 

 

産婦人科で処方される便秘薬について

妊娠中はとてもデリケートな時期。

 

ちょっとしたことで薬を使うのも気になるし、病院で処方してもらった薬も副作用などが心配になりますよね。

 

どんな薬が処方されるのか、特徴や作用、副作用についても詳しく知っておいた方がいいでしょう。

 

産婦人科で処方される下剤

妊婦 便秘 解消

マグミット錠(マグラックス)

主成分名:酸化マグネシウム錠

 

錠剤や顆粒タイプの「塩類下剤」で、主成分は酸化マグネシウムです。
塩類の浸透力で、便に水分をとどめることによって便を柔らかくします。

 

習慣性はなく、長期服用しても効果は薄れません。
作用が穏やかなため、場合によっては他の下剤と併用されることもあります。

 

主な作用

胃酸の中和。便を柔らかくする。

 

副作用

悪心、嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠など。

 

これらの症状がみられた場合にはすぐに、薬剤師かお医者さんに相談。

 

服用時はおおめの水と一緒に服用してください。

 

マグネシウムを含有するので、マグネシウムと錯体を作るような一部の抗生物質薬剤の作用を弱めることがある。
同時に服用する必要がある場合は、適切な服用感覚を空けること。

 

その他

マグラックスとマグミットは、製薬会社が違うので名称は違いますが成分や効果は同じものです

 

ここに注意
塩類を使った薬は腎臓に負担がかかります。
長期に大量服用する場合や大量のカルシウムと同時に摂取すると「高マグネシウム血症」という、血中のマグネシウム濃度が上昇する電解質代謝異常症を引きおこす可能性があるので、服用の際は十分にご注意ください。

 

【高マグネシウム血症】

 

高マグネシウム血症(こうまぐねしうむけっしょう)は腎不全患者がマグネシウムを含む胃腸薬や便秘薬を摂取している場合に発症することがある。血中のマグネシウム濃度が上昇する電解質代謝異常症である。

 

症状
精神症状:倦怠感、無関心、傾眠
筋肉障害:筋力低下、筋硬直
循環器症状:徐脈性不整脈、起立性低血圧
神経症状:腱反射低下、意識障害
消化器症状:悪心、嘔吐
その他:排尿障害、運動失調、構音障害(広義の言語障害のうち、意図した音が正しく発声できない状態)
このうち、最も致命的な症状は徐脈性不整脈による血圧低下である。重症の場合には死亡することもある。そのため、マグネシウム含有製剤の腎不全患者への投与は原則禁忌である。

 

引用元:Wikipedia【高マグネシウム血症】

 

ラキソベロン

主成分:ピコスルファート ナトリウム水和物

 

代表的な「大腸刺激性下剤」。大腸検査の検査薬として用いられることもあります。
錠剤のや液体、ドライシロップもあります。

 

主な作用
大腸を刺激して、腸の運動を活発にし排便を促します。
効果の発現は7−12時間後。腸の運動が低下している弛緩性便秘に用いられます。

 

副作用
腸閉塞、腸管穿孔、虚血性大腸炎、おなかが膨れる、強い吐き気、吐く、腹痛、血便など

 

これらの症状がみられた場合にはすぐに、薬剤師かお医者さんに相談。

 

ラキソベロンは刺激性の下剤なため使用とともに腸の運動が下剤なしでは動かなくなってしまう危険性があります
長期に使用をすると、下剤依存症などになってしまう恐れがあります