おりものと便秘の関係性

妊婦 便秘 解消

妊婦さんが便秘だからおりものが増えるなどといった直接的な関係はありません。

 

妊婦さんが便秘になってしまうのは、免疫力が下がっているときが多く、お腹の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが乱れているのが原因の1つといえます。

 

なので、便秘=免疫力の低下、おりものが多い=免疫力となるので、悪玉菌が細胞内部に侵入することがあるため気をつける必要があります。

 

普段より少しおりものの量が多い、下着もぬれていて腟内もぬれてるという状態で、くしゃみをしたとき一気に水っぽいものが出てくる、破水したと勘違いを起こすほど量が多ければ、治療が必要になる場合もあるので、かかりつけの産婦人科で相談するようにしましょう。

 

赤ちゃんが胎内感染する病気はまれですが、分娩時の産道乾癬にならないためにもお産までに完治しておきましょう。

 

妊婦の便秘はどうしてなるの?

 

おりものとは?

下り物(おりもの)とは、女性の膣口から、性交中以外の時期に出てくる粘液や組織片などの総称。こしけ、帯下(たいげ)とも呼ばれる。内部生殖器官で発生あるいは分泌される。なお、性交中の時期に出てくる粘液などについては膣分泌液を参照のこと。

引用:ウイキペディア

 

正常な状態のおりものというのは

 

  • 外陰の皮脂腺、汗腺、バルトリン腺、スキーン腺
  •  

  • 膣壁からの漏出液
  •  

  • 膣や子宮頸管からの剥離細胞と頸管粘液
  •  

  • 子宮内膜や卵管からの分泌液
  •  

  • 微生物やその産生物

 

上記で構成されています。

 

膣の潤いを保ちながら、バイ菌などが子宮に侵入するのを防ぐ役目があります。
これを膣の自浄作用といいます。

 

 

妊婦のおりもの

 

妊婦になるとおりものの状態は変わるのでしょうか。

 

妊娠すると体内のホルモンバランスが変化します。
それによって、本来は減少するはずの女性ホルモンが分泌され続けるため
女性ホルモンのバランスが変わるので、おりものの量や色が変化していきます。

 

妊婦のおりものの変化@

妊娠していない時は排卵後から生理に向かう間はおりものの量は減っていきますが、妊娠すると分泌量が増えることがあります。

 

妊婦のおりものの変化A

排卵前後の頃に近いおりものの状態が維持され、サラサラと水っぽくなることがあります。

 

 

※妊娠していてもおりものに上記のような変化が現れないこともあります。
妊娠していれば誰でも起きる現象ではないので、気になる場合にはちゃんとお医者さんに相談してください。

 

 

おりものの異常

妊娠期のおりものの異常でわかる病気を紹介していきます。

 

症状が出ないものも存在し、気付くのが遅くれてしまうこともありますが、どんな状態かである程度わかるので、妊娠期のおりものはよく確認するようにしておきましょう。

 

特に次のような症状が現れたら、お医者さんに相談を。

 

  • 色→ 黄色や緑色、黄緑色、灰白色は感染症の疑いがあります。
  • 臭い→ 生臭さなど、嫌な臭いがするときは感染症を疑います。
  • 状態→ 白くポロポロした状態はカンジダ膣炎、細かい泡状になっていたらトリコモナス膣炎の可能性があります。

 

カンジダ膣炎

症状
  • 外陰部や膣に強いかゆみ
  • 分娩時に産道感染
  • 白くてポソポソしたおりもの
  • ドロドロしたヨーグルトのようなおりもの

妊娠中は母体に不快感があるだけで赤ちゃんに影響はないのですが、分娩時には赤ちゃんがカンジダ菌のいる産道を通るため感染の可能性が出てきます。

 

感染してしまうと赤ちゃんの口の中にカンジダ菌による口内炎を発症し、母乳を飲むときに赤ちゃんが飲みづらくなります。

 

 

トリコモナス膣炎

症状
  • 外陰部・膣に強いかゆみ
  • 黄色っぽい泡状のおりもの

性行為でうつる感染症でトリコモナス原虫が原因となります。

 

尿道や膀胱にひろがってしまう可能性があります。

 

赤ちゃんへの直接の影響はないと言われていますが、トリコモナス膣炎になってしまうと細菌が繁殖しやすい状態になります。

 

他の感染症と合併することで早産、流産になる場合もあります。

 

分娩時には赤ちゃんが産道感染する可能性もあります。

 

産婦人科で抗生剤を処方してくれるので、こういった症状がある方はすぐに診てもらいましょう。

 

 

クラミジア感染症

症状
  • 性交時に下腹部が痛む、たまに出血することがある
  • おりものの量が多くなる

胎内感染・産道感染・新生児感染を起こす可能性があるため、早産・流産の危険があります。

 

感染が膣内から子宮へと進み、分娩時には赤ちゃんが産道感染してしまい、結膜炎や咽頭炎になる場合もあります。

 

前期破水や早産を引き起こしやすくなり、早産で生まれてきた赤ちゃんはまれに肺炎を発症します。

 

産婦人科で抗生剤を処方してくれるので、分娩までに必ず治しておきましょう。

 

 

細菌性膣症

  • 魚のような生臭いにおい
  • 灰色っぽくサラサラしたおりもの

悪玉菌が増えて細菌が至急内部に侵入する可能性があります。

 

膣内→子宮頸管→子宮内部へと進んで行き、赤ちゃんを包む卵膜に感染してしまうと、早産・流産の危険もあります。

 

細菌が膣内にとどまっている時は赤ちゃんに影響はありません。

 

菌が繁殖して子宮内部へと浸食していくと前期破水を起こす場合もあり、感染が進んで羊水に細菌が行き届いてしまうと、赤ちゃんが産後に髄膜炎や肺炎・敗血症になる可能性もあるので産婦人科で診てもらい、抗生剤を処方してもらいましょう。

 

 

妊婦のおりものケア

 

不快なおりものですが、ケアの方法を間違えると大変なことになります。

 

お風呂やシャワー

 

ビデやシャワーで洗浄しすぎると、かえって膣内を正常に保つ働きをする乳酸菌を洗い流してしまい、かぶれやすくなります。

 

また、お湯もできればぬるま湯で流しましょう。

 

日中のケア

トイレにいくたびに専用シートを交換するのが理想的ですが、なかなか変えられない時でも少なくとも2〜3回は替えましょう。

 

肌が敏感な人は「肌にやさしい」とうたっている商品を基準に選ぶといいでしょう。
ガーゼやオーガニックコットンなど、化学繊維ではないものを使用したものを選ぶのがおすすめです。

 

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